やる気?
2019年 05月 23日
勉強においても仕事においても「やる気」がとても大事なのは事実ですが、最も優先順位が高い最重要ファクターというわけではないと思います。
会社でも上司が部下に対して、
「やる気があるのか?」とか「この資料にはやる気が感じられない」とか
言っているのを見かけます。自分の指示が悪くて部下のやる気を削いでいるかもしれないのに・・・
学校でもちょっと厳しめの先生は
「やる気あるのか?」
と授業中に言ったりするのではないでしょうか。
確かに「やる気」は重要で、確かに
「やる気がある」→「勉強する」→「成績が上がる/理解が深まる」→「合格する」
というロジックは成り立ちます。しかし、このロジックは「やる気」が前提となって「やる気があれば合格する / やる気がないと合格しない」という精神論につながり、「どうやってやる気を出せば良いか」といった方向に話が行ってしまいそうです。
でも良く考えてみてください。
本当に「やる気」→「勉強する」の順番ですか?いつもいつもやる気がみなぎっていて、わき目も振れずに机に向かい、一心不乱に勉強するって理想的ですが、たまに出来たとしても継続困難です。
また「勉強をやる」→「やる気が出てくる」ケースも、結構あります。
受験(資格試験もそうですが)への最大のハードル、それは暗記力や理解力ではありません。「継続力」です。
そこで大事なのは「やる気」という意識をマネージしようとするのではなく、「具体的な何か」をマネージすることです。
これには幾つか方法があります。
1.やらざるを得ない環境に身を置く
巷の本で指摘されているように「環境」を変えるのが一番確実な方法です。
例えば・・・
・塾に通う
・学校の自習室に行く
・地元の図書館に行く
などがあります。
2.短時間でも構わない
とにかく毎日続けるためにも、1時間、2時間といったまとまった時間でなくとも、細切れの時間でも十分勉強になります。
・テキストやノートでも何でも、5分でいいから「毎日見る」
3.形から入らない
机に座らなくても勉強は出来ます。
・寝転んで参考書を見る/スマホで英単語を確認するのだって立派な勉強
はじめは大変かもしれませんが、すぐ慣れてくると思います。
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